ぼんやりしたものを掴むまでが大変。
とっかかりを見つければ、スルスルと出てくるのに。
机に向かってもダメで。
ゴロゴロしながら。
ウンウン唸る。
あ。
これかも。
(なにかを発見したらしい)
そういえば。
とても大好きなマンガ家さんの
とても大好きなシリーズが8年ぶりに新刊が出た。
ああ。
やっぱり。
すごく好きだ。
いつもの連載のものもすごく面白いし。
とても好きなんだけど。
この人は本当は読みきりの短編がすごくいいんだ。
わりとそうゆう作家さんの方が崇めてて。
短いもので。
目の醒めるようなものを描くのは難しい。
というわけで。
個人的に昔から神!
と思ってる読みきり短編の上手い作家さんを3人あげよう。
と思う。
高尾滋さん
『人形芝居』1~3巻
これが話にあげてたやつ。
同じ世界観でのオムニバス読み切り。
一家一子制になった未来。
子供の相手や老人、病人の介護目的で、子供型のアンドロイドが普及している。
そのアンドロイドと人間の触れ合いのお話。
暖かくて、少し切なく。
未来の話なのに。
どこか郷愁を感じるお話。
このシリーズの第一話。
これがこの方の投稿作。
スーは受賞したっていう時から知っていて。
そしてずっと追いかけてきた作家さん。
『スロップマンションにお帰り』
同じ作家さんの短編集。
表題作と、『あじさいの庭』で泣いた。
やっぱり切なくて、苦しいのに、暖かい。
緑川ゆき
『夏目友人帳』1~6巻
妖怪の見える少年、夏目と妖怪たちの触れ合いのお話。
これも毎回基本読みきりで。
これに出てくるニャンコ先生がほんと好きで…。
ぶさかわいい…。
ちょっとぬいぐるみ欲しくなってる(笑)
いつも暖かくて、切ないお話を描く方で。
ただ、絵の点でパーっと売れる方では無いと、悔しがっていたんだけど。
この夏アニメになりまして。
でも大好きな作品なので。
これで売れる!
と喜んだり。
不安になったりで。
恐る恐る1話目を観たら。
もーすごい忠実に。
そしてきれいに、大切に作ってあって。
スタッフの方もこの作品を愛してくれてるんだなぁ。
と感動。
なので、毎週楽しみに観てしまった。
毎話じんわりと涙ぐんでた。
ああ。
DVD買おうかな。
ニャンコ先生のストラップ付いてるみたいだし。
『蛍火の社へ』
↑と同じ作家さんの短編集。
表題作でほんとに号泣。
すごい切なくて…。
それと一番最後に収録されてるやつが好きで。
4篇入っていて。
それぞれの季節の恋のお話。
山中音和
『ロリータの詩集』全3巻
昔、人を言葉で傷つけてしまったことから
あまり人と話さなくなった少女。
その少女がとある事件をきっかけに。
詩を書き始める。
こんなお話で。
これも毎回読みきり形式で。
ラストページが詩で終わるという。
とても大好きで。
この方のマンガはずっと手元に置いておくと思う。
今、描いていない作家さんで。
本当に勿体無いなぁ。
と。
以上です。
全て出版社が同じってとこが。
好みの表れね。
全部、イケメンパラダイス的な派手さは無いので。
もしそーゆうの読みたいなら、これオススメしません。
それはそれで別にオススメがあるので、個別に聞いてね★